同業者廃業

 9月の更新が1度も無かったですね。

営業時間が5時だとあっという間です。

この前、前店舗の伏見で知り合った同業者（…厳密には違いますが）の方が廃業するというので仕事用品の処分を頼まれて行ってきました。

　加工屋という業種で、小学校の時の社会の教科書に出てきた「家内産業」とまさにマッチする仕事で、取引先店や素材店などが材料を持ち込んで加工屋に製作仕事を出して、仕上がった物を依頼主の取引先へ渡して、その後商品として店頭に並ぶ。というような製品加工の仕事です。

　こういう仕事は大規模にやるか人件費が安くないと利益が出ないので、国内工場か海外に委託するのが今は普通ですが最後の生き残りって感じでご家族だけで少しずつ製作品を変えながら行っていた所です。

小規模ロットで請負できるので小規模小売店などではオリジナル商品を依頼できるというメリットがあるので、昔代わりに営業しに回ったりして、何店舗かご興味を示されたのですが…それまで。

　こういった加工屋の存在を知らなかったり、デザインや価格の打ち合わせなどをするより見本市で現物をそのまま買うほうが簡単で安いというのがありますね。

　加工屋なので素材を持ち込まないと…っていうのも、楽しいというよりかは販売店としては面倒でしょうね。

…では自身で当店スタイルで小売り販売すれば？と思いますが。ノウハウがない中やるのは気力がなければ中々難しいようです。

自分に置き換えて…も何なんで、投げっぱなしジャーマンで終わりとします。

では！